今月11日に運行を終えた「SL銀河」の客車が解体されることになり、19日、盛岡駅から回送されました。
19日は「SL銀河」の客車が、蒸気機関車ではなくディーゼル機関車にけん引されてJR盛岡駅のホームに入り、報道陣に対して解体前の最後の公開が行われました。「SL銀河」は、観光面での復興支援として2014年から運行されてきましたが、客車の老朽化などを原因に今月11日に運行を終えました。客車の窓には職員による「ありがとう」のメッセージが書かれ、訪れたファンが最後の姿を写真に収めていました。客車が動き始めるとSL銀河の機関車を保管する車庫で作業員たちが手を振り汽笛で別れを告げました。客車はこのあと秋田市の秋田総合車両センターで解体されるということです。