跡地の活用が課題となっている岩手県所有の旧盛岡短期大学跡地は、盛岡市が一部を取得し、3つの施設を移転させます。

 盛岡市住吉町の旧盛岡短期大学跡地については、2021年に県による施設の解体工事が完了した後も跡地は利用されない状態が続いてきました。
 跡地への移転が決まったのは、盛岡市山王町の山王児童センターと山王老人福祉センター、そして前九年の母子生活支援施設「かつら荘」です。
 いずれも建設から40年以上が経過し、今の場所での建て替えが困難となっていました。
 市はおよそ1万7000平方メートルの跡地のうち、城南小学校南側の3000平方メートルほどを取得、3施設を複合化して整備する方針です。完成は2026年度の予定です。