29日午前、岩手県雫石町の川沿いの道を釣り目的で歩いていた50代の男性が背後からクマに襲われ、けがをしました。指をかまれて骨折するなどの重傷ですが、命に別状はないということです。

警察によりますと29日午前10時半過ぎ、雫石町西根の県道そばを流れる葛根田川の河川敷を釣りを目的に歩いていた会社員の男性(56)が、近くに停めていた車に戻る途中、背後からクマ1頭に襲われ、左手※の薬指と小指をかまれました。
クマは成獣で、襲う前に3頭の子グマが背後から男性の前に現れたということです。
男性は車に乗り込み、病院へ行こうとしたものの、具合が悪くなり、通行人が消防に通報したということです。意識はあり会話や歩くことができて命に別条はないということです。
現場はJR雫石駅から北に約5キロの県道沿いで、住宅などが点在する農村地帯です。
この場所から南に約1.5キロ先は7月、住宅や工房などにクマが侵入して、食品を食い荒らす被害が相次いだ地域です。

※警察が男性の負傷箇所を右手から左手に訂正しました(29日午後8時50分)