被害者の長女「最も重い刑罰を与えてほしい」
被害者陳述では、被害者の長女と長男がそれぞれ証言台に立ちました。
長女は、母は女で一つで弟と自分を育て、生活のために昼夜を問わず働いてくれたことを話しました。
被害者は自宅近くの衣料品店で洋服の修繕の仕事をしており、自宅で週に3~4回、孫と夕食をとっていて、孫の学校行事などにも足を運んでいたといいます。
事件の2日後には、一緒にラーメン屋に行く約束もしていました。
母親を突然失ったことに長女は「事件から毎日何をしていても悲しく、面白くない日々を送っている」と涙ながらに話しました。
被告人に対しては、反省はおろか、初公判の時に賠償について“私の勤務先で対応してくれると思う”と他人事のよう述べていたことや、軽装(デニムジャケット、白色のタートルネック、細身の黒いズボン、白色のスニーカー)で出廷したこと、被害者側に一礼しなかったことなどについて「誠意を感じない」と話しました。
長女は「私たちの母を返してほしいです。見ず知らずの人のために命を奪われる人生だったのか。被告人には最も重い刑罰を与えてほしい」と手を震わせ、泣きながら陳述書を読み上げました。







