11月末までの岩手県全体のサンマの水揚げ量は9922トンと、2019年以降で最も多くなりました。

これは全国さんま棒受網漁業協同組合=「全さんま」が2日に発表したものです。
県内のサンマの水揚げ量は11月末時点で9922トンと、2024年の同じ時期の5646トンのおよそ1.4倍にあたり、不漁が始まった2019年以降、最も多くなりました。

港別では大船渡が7826トンで2024年の同じ時期のおよそ1.4倍、釜石が2077トンで1.56倍となった一方、宮古は18トンと9分の1にとどまっています。

今シーズンの水揚げはおおむね好調に推移しましたが、大船渡市と釜石市の多くの大型船がすでに漁を切り上げていて、サンマ漁は終盤を迎えています。







