26日、岩手県釜石市内の市街地にある木の上に居座り続けたクマが、県内2例目となる緊急銃猟によって駆除されました。

(記者リポート)
「JR釜石駅から東へ200mほど行った場所です。木の上にクマが居座っています」
警察によりますと、26日午前7時ごろ、釜石市鈴子町にある釜石駅近くにある木の上に成獣のクマ1頭が目撃され、その場に居座りました。

市はわなによる捕獲を試みましたが、クマが移動して市民に危険がおよぶ可能性があるとして、緊急銃猟の実施を決めました。

花火を使った追い払いを行うなどして、居座りからおよそ6時間半後の午後1時40分ごろ、駆除しました。
県内で緊急銃猟が行われたのは、20日の洋野町に続いて釜石市が2例目です。

現場は国道283号にも面している交通量の多い市街地です。







