クマ出没対策の強化を求めて岩手県市長会が県に対して緊急要望を行いました。

11日は県市長会会長の内舘茂盛岡市長ら7人が県庁を訪れ、佐々木淳副知事に要望書を手渡しました。

県市長会では10月27日に、2026年度予算に関する提言の中でクマ対策の強化についても要望していましたが、出没や被害が相次いでいることから改めて緊急要望したものです。
要望では電気柵の設置や河川周辺の藪の刈り払いなど、人の生活圏へのクマの出没を防ぐための取り組みや、自衛隊や環境省など国との連携を強化するよう求めています。
(上田東一花巻市長)
「兵庫県では10年前から個体数を推定して適正数内に抑える個体数管理を取り組んできた。東日本は毎年の調査していない」
また、滝沢市の武田哲市長は自衛隊や警察退職者などを対象に捕獲従事者を早期に育成するよう求めました。

これに対して県は、これまでと次元の違った取り組みが必要だとして市町村と県、国が連携した取り組みを約束しました。
県市長会では12日は国に対してクマ対策の強化について要望することにしています。







