気象庁によりますと、前線が華中から西日本を通って東海道沖にのびています。前線上の黄海には低気圧があって、東北東へ進んでいます。前線は次第に西日本から東日本を北上し、16日朝までに前線上の日本海に別の低気圧が発生して、東日本を通過するでしょう。前線や低気圧に向かって流れ込む、暖かく湿った空気の影響で、西日本と東日本では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
西日本と東日本では16日夜にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。