岩手県は30日、一関保健所管内の社会福祉施設でサポウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったことを明らかにしました。
感染性胃腸炎の集団発生があったのは、一関保健所管内の社会福祉施設です。
26日(金)にこの社会福祉施設から一関保健所に「複数の利用者と職員が嘔吐、下痢等の症状が出ている旨の連絡がありました。
その日から一関保健所が調査を開始、17日(水)から26日(金)にかけて利用者と職員に嘔吐、下痢等の症状があったことを確認しました。有症者は計16人です。
重傷者、入院者は無く、有症者はいずれも搔い回復傾向にある、ということです。
調査の結果、有症者4人からサポウイルスが検出。
施設の食事を原因とする食中毒ではないということです。
これを受けて、一関保健所はこの社会福祉施設に対し、消毒方法等の二次感染対策について指導したとのことです。