23日午前、岩手県宮古市の県道で軽乗用車と乗用車が正面衝突する事故があり、軽乗用車に乗っていた90歳の女性が死亡しました。

警察によりますと、23日午前10時25分ごろ、宮古市山口の県道で軽乗用車が対向車線にはみ出し、前から来た乗用車と正面衝突しました。
この事故で軽乗用車の後部座席に乗っていた宮古市老木の無職・清川トシさん90歳が意識不明の状態で市内の病院に搬送されましたが、およそ6時間半後に出血性ショックで亡くなりました。

軽乗用車と乗用車の運転手はいずれも軽傷でした。
現場は片側一車線の道路で、軽乗用車から見て下りの緩やかな左カーブでした。

警察は軽乗用車を運転していた40代の女性に話を聞くなどして事故の原因を調べています。