
ポリフェノール・鉄分・ビタミンCなどの栄養素が一般的なブドウの3倍から8倍ともいわれるヤマブドウは、粒が小ぶりで種も多く、食べられる部分が少ないため搾る果汁も希少です。
野田村では、そんな貴重な特産のヤマブドウをさまざまな商品に加工し販売しています。

ワイナリーで醸造されるワインはもちろん、ジュースやジャム、お菓子などその種類は多岐にわたります。

さらに道の駅では、こんなメニューも…

ヤマブドウが溶け込んだカレーに…

しょうが焼きではたれにヤマブドウを使用しています。

ヤマブドウの酸味が味を引き締め、料理にコクを与えるとどちらも評判です。

(涼海の丘ワイナリー 坂下誠さん)
「先人の方々が大事に育ててきて今がありますので、この文化をつなげていこうとおもっておりますし、今年はワインの生産量。ジュースの生産量も増やせそうなので、野田村にいらした際にはヤマブドウを味わっていただければなと思います」

野田村のヤマブドウの収穫はこれからが最盛期。
9月末にはワインの仕込みも始まり、村に本格的な実りの秋の訪れを告げます。