一人前の医師を目指す岩手県内の臨床研修医を集め、先輩医師の指導で技術の向上を図ろうというセミナーが盛岡市で開かれました。

この「イーハトーヴ臨床能力向上セミナー」は、県が岩手医科大学附属病院や県立中部病院など県内11の病院と連携し、県全体で研修医を育成しようと2005年から開いているもので、今回が20回目です。

12日は一人前の医師を目指す県内の臨床研修医73人が集まり、血管にカテーテルを挿入する研修では、先輩医師の指導のもと参加者が慎重に手順を確認していました。

参加した臨床研修医たちは今年度に研修期間を終え、2026年度には一人前の医師を目指し本格的に一歩を踏み出します。