
「関西に足を運んでちゃんとお礼ができていないのが申し訳なく心苦しい」。2024年10月、メンバーの1人がつぶやいた言葉を耳にした豊田さんは、名刺を取り出して今回の拾得でのライブの日程を走り書すると、「決まりや」と告げたといいます。
半年後、クロコダイルティアーズの京都での演奏が実現しました。

(クロコダイルティアーズのリーダー後藤隆さん)
「舞台の上で支援プロジェクトの意義を改めて感じました。10年かけて言葉ではなく歌の力で励ましてくれたことを実感しました」
(ベースの磯田志信さん)
「震災後に大病をし年齢的にも自分の中では集大成ともいえる機会と捉えていました」
ベースの磯田志信さんは津波で経営するガソリンスタンドの店舗と自宅を失いました。感謝を伝えたライブは忘れられない思い出となりました。

音楽でつないだ支援と感謝-
東日本大震災から14年が経過する中、改めて絆を確かめる機会となりました。