旬の食材を使ったスイーツや地域で親しまれる和菓子にスポットを当てたシリーズ「春のおやつ」。3回目は沿岸部などで古くから農作業や浜仕事の合間に食べられてきた「ひょうじ団子」を紹介します。

自転車屋とカフェがひとつになった大槌町の店、その名もチャリカフェです。
この店に「ひょうじ団子」があると聞いてやって来ました。


「おじゃまします」
「よろしくお願いします」


こちらが古くから地域で親しまれてきた「ひょうじ団子」です。
県内では「ひゅうず団子」や「かま団子」と呼ぶ地域もあります。

「ひょうじ」の言葉の由来は、昔、火起こしに使った火打石に色や形が似ていたことから、「火打ち」がなまって「ひょうじ」となり伝わったとも言われています。
チャリカフェの内金崎加代子さんと義母の陽子さんに作り方を教えてもらいました。