盛岡市は13日、市内3つの教育・保育施設で感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。利用者と職員の計60人に症状がありましたが、いずれも回復または回復傾向だということです。

市によりますと、市内の利用者と職員計150人以上が在籍する教育・保育施設で、3月1日から7日にかけて利用者10人に嘔吐や下痢などの症状がありました。利用者と職員合わせて150人以上が在籍する別の教育・保育施設では2月28日から3月10日までに利用者21人と職員3人の計24人が症状を訴えました。さらに、利用者と職員合わせて150人以上が在籍する別の教育・保育施設でも2月26日から3月7日までに利用者25人と職員1人の計26人に症状がありました。症状のあった3人が医療機関を受診したところ、ノロウイルスが検出されたということです。いずれの施設とも症状のある人は回復または回復傾向にあるということです。
2024年度発生した盛岡市内の感染性胃腸炎の集団発生は33件(岩手県内は82件)となりました。

2024年の同じ時期は38件(岩手県内は76件)でした。