盛岡の魅力を県外に発信する大使に、盛岡が舞台の小説を手がけた小説家・伊吹有喜さんが就任しました。

「みちのく盛岡ふるさと大使」は盛岡の魅力を広く発信してもらうと市が委嘱しているもので、14日は都内で盛岡市の中村一郎副市長から小説家の伊吹有喜さんに委嘱状が手渡されました。三重県出身の伊吹さんは、盛岡のホームスパン工房を舞台に書いた小説「雲を紡ぐ」が、2020年に第163回直木賞候補作品にノミネートされました。

伊吹有喜さん
「日本全国、世界の隅々に盛岡の魅力をお伝えするお手伝いができれば嬉しいです」


赤いホームスパンのショールに身を包んだ伊吹さんは今後も盛岡の手仕事の素晴らしさを伝えていきたいと意気込みを語りました。