最近、野菜の高騰が私たちの食卓を直撃しています。特にキャベツは前の年の3倍以上で1玉500円を超える異常な事態となっています。その背景や対策は?
記者解説でお伝えします。

岩手県内に青果物や水産物を卸している盛岡市中央卸売市場です。
青果の中でも年間の取扱量が最も多いキャベツで今、異変が起きています。
夏から秋にかけては県産のキャベツが広く全国に出回りますが、11月中に県産の出荷も終わり、冬から春にかけては千葉、茨城などの関東や愛知、九州へと産地が切り替わります。

ところが今シーズンは12月に入っても産地リレーが思うように進んでいません。

(丸モ盛岡中央青果 川村千伸営業推進部部長)
「(一日にどれくらい入りますか?)
通常の年であれば2、30トン入るんですけど現状は10トンがいいところです」