11月18日、釜石市内のフランス料理店で、養殖されたムール貝を使った料理を味わう会が開かれました。
シェフの宮崎洋之さんはムール貝の食材としての可能性は大きいと言います。

(宮崎洋之さん)
「よく使われますね。汁だけ使う場合もありますし、身だけ使う場合もあります。フランス、ベルギー、オランダなんか、ムール貝専門のチェーン店もあるぐらい、親しまれているっていうんですかね」

この日、提供されたのは、定番のワイン蒸しに加え、ムール貝のポタージュやグラタンなど5品です。
佐々木組合長も味わいました。

(佐々木和則組合長)
「今まではムール貝を作るということに一生懸命にだったんですが、今からはちょっと一歩、販売。皆さんに知ってもらうことを目的に進めていきたいと思います」

クリスマス向けの出荷が終わると今シーズンの養殖が終了するムール貝。

佐々木さんたちは2025年、さらなる販路の拡大を目指す考えです。