県によりますと秋サケ漁は東日本大震災直前の3シーズンの平均でおよそ82億円もあった産出額が2023年度は1億3000万円ほどにまで落ち込み、その規模はなんと60分の1以下にまで縮小しています。


コンブやホタテ、カキなどの養殖漁業でも海水温の上昇や貝毒の影響が暗い影を落としています。

(漁業者 大船渡)
「生産量がどうしても少ない。金額(単価)が高いから何とか何とかという感じだが、これが下がると量が出せず経営的に厳しい。年々年々悪い状況ばかり出てくる。それをどうにか解決と言ってもどうしようもないところもあるが、一次産業が頑張らないと、世の中回らないと思う」

後継者不足に物価高騰の影響、環境の変化への対応の難しさなどさまざまな課題が山積する農業と漁業の現場。


これらの課題に対して、候補者たちはどのような解決策を示すのでしょうか?