27日に投開票が行われる衆院選と参院補選に合わせて、有権者の声から岩手が抱える課題について考えるシリーズ「一票の行方」。
最終回は私たちの食を支える第一次産業についてです。

農林水産省の最新の統計によりますと、広大な県土を生かした岩手の農業産出額は総額およそ2660億円で、東北で2位、全国では11位となっています。

一方で三陸沖の豊かな漁場を生かした漁業の産出額は、390億円で全国10位です。
農業については、生産に携わる農業経営体の減少が課題です。