苗木も含め、1200本を管理し、育てたレモンを「E‐レモン」と名付けて4品種を出荷しています。

(菅野達也さん)
「江刺のEをとってE‐レモンってしたんですけれども、まあ良いレモンだよと。
あのレモンとか柑橘ってあの東北人のね、憧れなんですよ。レモンはおしゃれな食べ物だなと思って」

あまり岩手ではなじみのないレモンですが、岩手は日照時間長いことで実が大きくなり、昼夜の寒暖差で糖度も生まれるなど、栽培の環境にむいていると菅野さんは話します。
菅野さんの育てるレモンは黒ずみなどのないきれいな色が特徴です。
レモンの木にはトゲがあり、実がぶつかり傷つくことから、トゲを全て取り除き、鉢に植えることで木が大きくなりすぎるのを抑制し管理しやすくしています。
また、寒さに弱いので冬場はハウスに暖房を入れ凍結を防ぎます。

(井丸キャスター)
「この緑のままでももう食べられるんですか?」
(菅野達也さん)
「食べられます。ええ、食べてはね。あまり味に差がないんですよ。新鮮さ。
包丁入れた時のシトラスの香り。あれがたまらなくグリーンのレモンはいいです」
