千葉さんによる創作活動が行われていたころ、旧Nanakでは本格的な解体着手に向けた準備が大詰めを迎えていました。
建物の東面では3か所あった非常用の鉄骨階段が全て撤去され、空間ができていました。ここが今後の解体作業の重要な拠点となります。
「この辺りですね。この辺りを破って重機が入っていきます」
現場責任者の桑野欽也さんです。
(福田組現場代理人 桑野欽也さん)
「重機が虫が入っていく様な形で、食いながら中を壊すことになります。(虫が建物の中に巣をつくるようなイメージですか?)そんな感じです」
9月末には東側の壁面を崩して重機が建物内に入り内側から解体を進める予定で、今年中に建物の解体を終えたいとしています。