陸前高田市で10日、復興支援を目的とした日本舞踊の公演が行われ、5大流派の一つとされる、若柳流の家元らが舞を披露しました。

陸前高田市の奇跡の一本松ホールで行われた公演は、市民の有志らで作る実行委員会と、日本舞踊の5大流派の一つとされる若柳流が協力して企画したものです。
公演では最初に四世家元・若柳壽延さんが舞を披露し、盛岡芸妓も浄瑠璃と三味線で華を添えました。

若柳壽延さん)
「我々は踊ることしかできませんものですから。踊りを見ていただいて、少しでもお気持ちが楽しくなっていただければ」

陸前高田市や大船渡市の踊り手も舞を披露し、会場に詰め掛けた市民らおよそ500人を魅了していました。