犯行後に首を切って自殺図るも、痛みに耐えかねて断念

・Aさんの死因は出血死
・胸や首などの傷は10か所以上
・一部は骨まで達する
・合鍵をAさん宅の近くの川に捨てて逃走
・Aさんの携帯電話を持ち帰り、連絡を取り合っていた相手をチェック
・包丁で首を切り、自殺を図るも、痛みに耐えかねて断念
・自ら「人を刺した」などと通報、逮捕

・交際解消から犯行までの間、別の女性2人に対するストーカー行為でも警告

 これに対し、弁護人は、事実関係については争わず「犯行を認めて反省、自ら通報して自首も成立している。今後は心療内科のカウンセリングを受ける意欲がある」などとして、情状酌量を求めました。

送検時の藤山被告、公判で「5月3日は語呂合わせで“ごみの日で彼女にぴったり」の暴言”

 藤山被告は12日の被告人質問で「(Aさんを殺害した)5月3日は語呂合わせで“ゴミの日”になるので、Aさんにぴったりの日だと思った。(殺すという選択肢以外は)なかった。(殺害後は)やりきった感と達成感があった」などと身勝手な暴言。

 求刑後は「私が1人を殺した余りにも身勝手な行動で、多くの人に迷惑をかけた。重い刑罰を私からもお願いします。未来を奪ったことを大変申し訳なく思っています」と反省の様子も見せていました。