■被告の精神状態を鑑定した医師
・問診は最短7分から最長85分、計21回の平均時間は49分
・精神障害なし
・殺意を一貫して否認
・Aさんの風貌に強い恐怖感、恫喝され、強く逃げたい思い
・最初にナイフで突き刺した後、大部分の記憶がない
・急性ストレス反応(弁護側も主張)の可能性
・ふだん使わない被告の言葉「イキッてんの?」からも伺える
・善悪の判断能力は、急性ストレス反応で一定の障害あるが、著しく喪失はない

殺意の有無、被告の刑事責任能力などが争点とされ、検察・被害者側、被告・弁護側で主張、経緯などの説明が大きく異なる中、結審した裁判…判決は、12月1日に言い渡されます。