30日夕方、北海道足寄町の住宅で、70代の妻の顔や頭を殴り、けがをさせたとして、77歳の男が逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、足寄町の77歳の無職の男です。
 この男は30日午後4時半ごろ、自宅で同居している70代の妻の顔や頭を拳で殴り、擦り傷や打撲などのけがをさせた疑いが持たれています。
 警察によりますと、男は妻と口論になり、カッとなって犯行に及んだとみられています。
 妻は自宅を飛び出し、午後8時半近くになって男が自ら「妻がいなくなった」と通報。
 警察官が駆け付けた際、すでに妻は戻っていましたが、捜査の結果、傷害の容疑が固まったとして、1日未明、男の逮捕に至りました。
 取り調べに対して77歳の無職の男は、容疑を認めているということです。
 この男をめぐるDV=家庭内暴力などの相談歴はありませんが、警察は、男が暴力行為をくり返していた可能性も含め、引き続き調べをすすめています。


7月1日(金)午前9時43分配信