北海道江別市で集団暴行を受けた大学生が死亡した事件で、強盗致死罪などの罪に問われた当時16歳の少年の裁判員裁判で、弁護側は少年が事件当時、主犯格に依存を深めていた状態だったなどとして情状酌量を求めました。
当時16歳の少年
「バレなければいいと思った」
法廷でこう述べたのは、強盗致死罪などに問われている当時16歳の少年です。
事件は2024年10月、江別市の公園で、この少年と川村葉音被告(21)ら3人が、当時18歳の主犯格の特定少年の男ら3人と共謀し、大学生の長谷知哉さん(当時20)を暴行して、キャッシュカードなどを奪い死亡させたものです。
札幌地裁は、当時16歳の少年や川村被告ら3人について、強盗致死罪などが成立するという中間判断を示していて、量刑が争点となっています。
18日は、当時16歳の少年についての審理が行われ、冒頭陳述で検察は、少年が大学生への暴行に加わり、その結果の重大性から酌量の余地はないと指摘。
一方、弁護側は、当時16歳の少年は、人格形成の途中段階であり、主犯格の男のところに家出するなどしていて、依存を深めていたと主張しました。
当時16歳の少年
「(主犯格の男)との関係を切りたくなかった」
少年は、現在の心境を問われると…
当時16歳の少年
「目の前に被害者や、被害者の家族がいると思って、謝り続けたいと思っています」
検察は、3人のうち川村被告に無期懲役を求刑していて、19日はこの当時16歳の少年の論告求刑が行われる予定です。







