「歌どおりに生きたい」蛯名さんが訴える反差別と不戦の祈り
森田絹子キャスター)
Discharming manの新しいアルバムに収められている楽曲『きおく』には、関東大震災の混乱の中、日本人が朝鮮人などを虐殺した事件を忘れないようにという思いが込められています。
堀内大輝キャスター)
ミュージシャンや俳優が政治的発言をするとバッシングされることも多いですが、どう思われますか?
コメンテーター野宮範子さん)
1960年代、70年代のベトナム戦争、安保闘争のころは、反戦フォーク、プロテストソングが社会のムーブメントになりましたが、あの時代はSNSがなかったんですよね。今は政治的なメッセージを発信すると、SNSでバッシングされるリスクになっている。でもそれって、おかしくて、今生きている社会で「なんか変だな」「なんかおかしいな」「不安だな」と思っていることを、誰もが自由に発信できるべきだと思う。ましてや、表現者であるアーティストがそういう欲求も強いと思う。蛯名さんは今の時代に対するアラートを発信しているなと受け取りました。
堀内キャスター)
一方、国会では「国家情報局」を設置する法案が衆議院で可決されました。一部では表現の自由が侵害されかねないのではという指摘もあります。
コメンテーター大川哲也さん)
一定の必要性があることは否定しませんが、平成や令和の時代に市民を対象にした違法な情報収集が秘密裏に行われてきた実例がある。そういった実態を放置したままことを進めると、やはり大変なことになるのではないかと思っています。権限の行使に厳格な制限や、監視する第三者機関を設けるなど、そういった施策が必要になるのではないかと考えています。
堀内キャスター)
蛯名さんも出演するドキュメンタリー番組「北海道fact 差別に抗うのは誰か~先住民族アイヌとマジョリティー~」が今月10日、日曜日、午後3時24分から放送されます。










