ハンターが猟銃を取り上げられる
池上さんが猟銃を取り上げられたのは2018年。砂川市内に現れたクマを撃ったことでした。自治体から、強い要望を受けての駆除だったといいます。

現場には、警察官や市の職員も立ち会っていました。
北海道猟友会砂川支部長・池上治男さん(77)
「現場の警察官も市の職員もみんなで良かったなと」
ところが翌年になって、「住宅に弾が当たる恐れがあった」として、道の公安委員会によって猟銃の所持許可が取り消されたのです。
北海道猟友会砂川支部長・池上治男さん(77)
「この場所で安土(バックストップ)がなくて、水平で建物が見えていたら撃たない」
池上さんは、猟銃所持の許可取り消しは違法だとして、道を提訴。
1審の札幌地裁は、池上さんの訴えを認めました。

一方、2024年の2審・札幌高裁は、弾が障害物に当たって跳ね返る“跳弾”が建物や現場にいた警察官らに当たる危険があったとし、敗訴を言い渡しました。
北海道猟友会砂川支部長・池上治男さん(77)
「近距離で(撃って)あちこち跳弾すると言われたら、誰も撃てなくなる。札幌高裁の判決の本当に重要な点は、常識が通らなくなったこと」








