「地域の足を守ることプラス、収益事業にも人を回せる」

ウィルさんのような存在は、バス会社にとって単なる人員補充にとどまりません。

網走バスの小澤社長は「運転手が増えるということは、地域の足を守ることプラス、収益事業、貸切のほうにも人を回せる。収益が上がれば、地域の足も守りやすい。渡りに船」と語ります。

こうした外国人材の活用は道外でも進んでいます。

岡山市のバス会社は去年、国内で初めてインドネシア出身の外国籍男性を運転手として採用し、現在は東京などで活躍しています。

また、札幌のじょうてつバスは、札幌市や北海道アルバイト情報社と連携して外国人留学生2人を運転手候補として採用。

札幌市はじょうてつを通じて生活費や学費の一部、免許取得費用を補助していて、2年後のデビューを目指しています。

網走バスで来月、運転手デビュー予定のウィル・ストロングさん(40)

ウィルさんは来月、網走市から委託されているスクールバスの運転手として正式デビューする予定です。