■食い違う共犯2人の話

公判前整理手続きの中で、裁判官からは
・故意や共謀の有無などの殺人の実行行為性
・不同意わいせつと被害者が死亡した結果との因果関係
・量刑
上記3つの争点を中心に裁判を進めていくことが示されました。

内田被告の代理人弁護士

内田被告の代理人弁護士によると、被告は殺意と実行行為について否認しています。弁護側は監禁と不同意わいせつについては認めていますが、殺人と不同意わいせつと死の因果関係について争う方針です。

捜査関係者によりますと、内田被告は当時の取り調べに対して「橋から落ちたかどうかは知らない。置いてきただけだ」などという旨の供述をしていました。

しかし、すでに共犯として懲役23年の判決が確定している受刑者の女(当時19歳)は自身の裁判で当時の状況をこう表現しています。

共犯者の女(当時19歳)証言台での法廷スケッチ

「被害者が川の方を向いて手を横に広げて大きく深呼吸した。川の方を向いたまま前の方へ向きかけたところ、梨瑚さん(内田被告)が押した。私は押していない」「女子高校生はロープか何かに捕まった後、悲鳴をあげながら川に落ちた」

当時19歳の受刑者の女は、内田被告に裁判でも証人として出廷する予定です。

双方の言い分に食い違いがある中で、殺人の実行行為性について重要なポイントになるとみられています。