1996年に20人が犠牲になった積丹半島の豊浜トンネル崩落事故から、10日で30年が経ちました。

記者リポート(1996年当時)
「大きな岩がちょうど鉛筆を突きさすような形でトンネルを壊しているのがわかります」

この事故は1996年の2月10日の朝、国道229号の豊浜トンネルに岩盤が崩落して、巻き込まれた路線バスと乗用車に乗っていた通学中の児童・生徒8人を含むあわせて20人が死亡したものです。

8日、事故から30年になるのを前に、現場近くの後志地方の古平町で合同慰霊式が営まれました。

息子を亡くした藤井耕平さん(83)
「ここに来るたびに当時の状況が思い出されて、30年経っても、何十年経っても、遺族の気持ちはみんな同じだと思います」

遺族会の代表、本間鉄男さんは、遺族の高齢化で合同慰霊式を33回忌の2028年で終える考えを示しました。
ただ、慰霊碑はそのまま残り、その維持と管理が今後の課題だということです。







