25日朝、札幌市西区の歩道で、通学途中の男女の児童2人が、何者かに腹を殴られたり体当たりされたりする事件がありました。暴行した人物は今も逃走中です。

事件があったのは、札幌市西区八軒3条東1丁目の歩道上です。

25日午前8時すぎ、通学途中だった小学1年の男子児童(7)と小学4年の女子児童(9)の2人が、前から歩いてきた人物にすれ違いざまに暴行を受けました。

男子児童は腹を殴られ、女子児童は体当たりされましたが、2人にけがはありません。

警察によりますと、2人に暴行を加えた人物は、腕を大振りにして歩きながら2人に近づき、終始無言で犯行に及んだということです。

被害に遭った児童が小学校の教諭へ報告し、校長から「子どもが暴行を受けたようだ」と警察に通報があり事件が発覚しました。

逃げた人物は20代くらいの身長170センチほどのやせ型、緑色系フード付きの上着に黒っぽいズボンをはき、リュックサックを背負っていたということです。

警察が付近の防犯カメラを解析するなど、逃げた人物の行方を追っています。