まとまった雪が降った11日の北海道。

雪景色を楽しむ観光客の一方、北海道民にとっては、本格的な冬を覚悟するような一日でした。

・カナダからの観光客
「きれいな雪を見に来たかったのでとても幸せ」

・札幌市民
「一気に(雪が)来たので憂うつ。これからが」

北海道付近を通過する低気圧の影響で、日本海側を中心に雪の降り方が強まり、午後5時までの24時間に小樽市と余市町で33センチ、札幌市でも21センチの雪が降りました。

交通への影響も出ていて、空の便は新千歳空港を発着する61便が欠航、JR函館線も普通列車2本が運休しています。

これから冬型の気圧配置が強まり、12日夕方までに日本海側の多いところで50センチの雪が降ると予想されていて、大雪や吹雪による交通障害に十分注意が必要です。