鉄道ファンから日本一の駅そばと愛され、7月に復活した北海道北部・音威子府村の駅そばの売り上げが1万杯を記録しました。

独特な麺の色から「黒い駅そば」とも呼ばれ、90年以上の歴史を持つJR音威子府駅の駅そば。

4年前に先代の店主が亡くなり閉店しましたが、駅前でゲストハウスを営む竹本修さんが2025年7月に復活させました。

店主 竹本修さん
「ありがとうございますみなさんのおかげです」

当初は3か月間だけ営業する予定でしたが、予想外の反響に期間を延長。

そして1日、ついに売り上げ1万杯を達成しました。


「天ぷらレジェンドを1つ」

店主 竹本修さん
「パンパカパーン。1万杯目おめでとうございます」


「うわあすごい、やったー」

1万杯は音威子府村の人口636人の約16倍の数。

多くの人がそばを目当てに村を訪れました。

1万杯目の客
「いろいろな人が来たあとの1万人目。すごい。みんながつなげた味。すごくおいしい」

店主 竹本修さん
「1万人以上の笑顔を見ているので、本当に元気になる。これからの音威子府の未来にとっていい笑顔だったと思っている」

村の支援で格安で出店できる期間が終わるため店は21日でいったん閉店しますが、竹本さんは、村と話し合い2026年以降も「駅そば」を続けたいと話しています。