北海道室蘭市で、水道水から国の基準を超える発がん性物質「ベンゼン」が検出された問題で、室蘭市は10日、地域の住民に対して説明会を開きました。
この問題は、室蘭市高砂町1丁目で7月、水道水から国の水質基準の2倍に相当する「ベンゼン」が検出されたものです。
近くのガソリンスタンドからガソリンが土壌に漏れ出し、ガソリンに含まれるベンゼンがポリエチレン製の水道管を透過して、水道水に混入していたことが判明。
室蘭市は10日、対策などについて住民に説明しました。
参加した市民
「怒りを通り越している。あきれている」
「水道水が本当に安全か、太鼓判を押してほしい」
市によりますと、この地域の水道水の水質は、現在は正常に戻っています。
12月10日(土)午後5時30分~「報道特集」