漁獲枠の上限を超えたために漁の停止が命じられているスルメイカ漁について水産庁は、5日午後の審議会で増枠の幅を示す見通しです。

2025年のスルメイカの漁は、全国的に豊漁で漁獲枠が半年で上限に達したため、国は、10月31日、資源保護のため採捕停止命令を出しています。

一方、北海道南部のイカ漁は例年に比べ、漁場が形成されず、函館では水揚げがほとんどない状況でした。


しかし、東北の太平洋側では小ぶりのイカが多く、回復基調も見られ函館の大泉市長らは、水産庁に漁獲枠の見直しを要望していました。

水産庁は、5日午後の審議会で専門家の意見を聞き、漁獲猶予枠などの振り替えで増枠の幅を議論する見通しです。







