3日夜、ヒグマ警報が出ている札幌市西区の住宅街で、道路を横断するクマ1頭が目撃されました。警察が警戒を呼びかけています。
クマが目撃されたのは、札幌市西区平和の住宅街です。
3日午後9時半ごろ、帰宅途中だった10代の男性が、約2メートル先で道路を南から北方向に走って横断するクマを目撃しました。
男性から話を聞いた親族が「バス停付近で子グマ1頭が南から北に走り去った」と警察に通報しました。
警察によりますと、クマの体長は約80センチで、札幌市水道局「平和配水池」の敷地内から急に飛び出してきたということです。
目撃した10代の男性にけがはありません。
現場は、9月に40代の男性がヒグマに襲われてけがをした事故があった「平和丘陵公園」の近くでした。
また、ここから約3.5キロ離れた札幌市西区西野の「宮丘公園」でも、3日午後7時半ごろにクマとみられる動物が目撃されました。
どちらの目撃現場でも痕跡は見つかっておらず、クマによる被害は報告されていませんが、連日のクマの出没に警察が警戒を強めています。
  






