北海道函館市の老舗レストラン、「五島軒」が運営する無人販売店で20点以上の商品を盗んだとして、小学校教諭が逮捕された事件。
犯行の一部始終をカメラが捉えていました。

2025年6月、北海道北斗市にある無人販売店の防犯カメラ映像です。

商品を手に吟味する1人の男。

次々と商品をカゴに入れた後、料金箱にお金を入れて立ち去ります。

しかし…。

麻原衣桜 記者
「看板商品のレトルトカレーなど、合計1万円以上に上る商品をカゴに入れました。しかし、料金箱に入れたのは、1000円だけでした」


ここは函館の老舗レストラン「五島軒」が運営する無人販売店で、男は、人気商品のレトルトカレーなど20点以上、合計1万700円分の商品の代わりに1000円しか支払わず、盗んだ疑いが持たれています。

五島軒CRUMB+店長
「朝、店の在庫と売り上げ金額を確認したところ、金額が大きく合わないということがあり、カメラを確認したところ、怪しい人物が映っていた」

事件から約4か月半が経って逮捕されたのは、児童の模範となるはずの小学校教諭の男(62)でした。
男は、調べに…

小学校教諭の男(62)
「(千円札を)1万円札だと思って入れた。盗むつもりはなかった」と容疑を否認しています。

五島軒CRUMB+店長
「地域の皆様のおかげで成り立ってるお店ではありますので、残念な気持ちでいっぱいです」

店によりますと、4月と5月頃にも、5回ほど同様の被害があり、警察は、小学校教諭の男の余罪も調べています。
 
           
   
  






