オーバーツーリズム問題の解消に向け、札幌中心部と南区の定山渓を結ぶ観光客専用バスの運行が10日から始まりました。

観光客専用バスは事前予約が必要で、10日から札幌中心部と定山渓の間を1日2往復します。

これまでも予約制の直行バスが1日10便運行していましたが、雪まつりの時期などは直行バスに乗り切れない訪日客が路線バスにあふれ、市民の足に影響が出ていました。

札幌市 観光・MICE推進課 数田光喜課長
「(札幌市としては)バス事業者と協力して、観光振興と市民生活の両立を図っていきたい」

また、11日からは観光客の手荷物を札幌中心部のホテルから定山渓のホテルに配送するサービスも始まり、札幌市は「分散型観光モデル」として、今後の成果に期待しています。