新型コロナウイルスについて、北海道内では、2日、新たに7290人の感染と14人の死亡が発表されました。

 内訳です。札幌市が2829人、旭川市449人、函館市323人、小樽市149人、道は3540人のあわせて7290人の感染を発表しました。亡くなった人の発表は、道内あわせて14人です。

 一方、下水の調査からは感染のピークをすでに越えたとの兆候が出ています。

 これは、札幌市の新規感染者数と下水中のウイルス濃度を示したグラフです。下水中のウイルス濃度は10月上旬から増加傾向にありましたが、今週は前の週と比べて6割減と大きく下がりました。

 北海道大学の北島正章(きたじま・まさあき)准教授は「第7波では下水濃度が減少に転じた直後に感染者数も減少したため、今後は感染者数の減ることが予想される」との認識を示しました。

 ただし「濃度自体はまだ高く、依然として大勢の感染者が存在している。第6波のようにリバウンドが起こることもある」として、引き続き警戒を呼びかけています。


12月2日(金)「今日ドキッ!」午後5時台