■コメ不足を認めた国は増産に舵を切る
これまで国民に対し『コメは足りている』と説明していた国は一転して、「コメ不足」を認めました。
長らく続けた「減反政策」も止め「増産」に舵を切りましたが、今年の新米については すでに農協と、それ以外の販売業者との間で
集荷競争が始まっています。
稲作農家は収入アップを歓迎する一方、消費者の「コメ離れ」を心配する声もあります。

舟山農産 舟山賢治代表
「昔のような(5キロ)2000円台とか、 そういうのには戻ってほしくないのですが、あまり高すぎると生産者よりも消費者が困りますので、そういう事態は避けるように、政府の方も政策などを打ってほしい」
■店側「何もしなければ間違いなく5キロ4~500円くらい上がる可能性」
実際に、消費者からは嘆きの声も…
買い物客
「安いに越したことはないけど、食べないわけにはいかないので食べる回数を減らしたり」
「ショックですね。いまより上がったら、またお米を買うのをためらうんじゃないかな」
キテネ食品館月寒店・中塚誠社長
「(国が)もし何もしなければ、間違いなく5キロでいうと、4~500円くらいは、上がってしまうっていう可能性はあるかな。少しでも安く出したいとは思ってますけども、ただ他店と比べて多少安くなるということで去年産と比べると高くなってしまうかな」