知床財団によりますと、8月10日には羅臼岳の登山道でヒグマと人が3~4メートルまで接近する事案が発生。
12日にも、羅臼岳の登山道でヒグマと人が至近距離で遭遇し、クマ撃退スプレーをしても数分間付きまとわれる事案があり、財団が注意を呼び掛けていました。

北海道ヒグマ対策室によりますと、知床半島が2005年に世界自然遺産に登録されて以降、登山客がクマに襲われたのは初めてだということです。
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