■「住宅街にクマを入れない」

福島町では、事故の3日前に生ごみを荒らす被害がありました。

近隣の上ノ国町や江差町では、最近、家庭菜園や生ごみを荒らす被害が相次いでいます。

家庭菜園をしている人たちに話を聞くと「商売でやっている訳ではないからお金をかけてクマ対策をするのは難しい」という声も聞こえてきます。

しかし、石名坂さんは「札幌も含め、北海道どこでも山際には、もうクマがいる状態。クマが食べたがるような作物の栽培には、電気柵の設置などの対策が必要」と話しています。

環境省によると北海道のクマの生息域は、2003年からの15年間で「1.3倍」に広がっています。

これは、姿を見なくても、クマの身近で暮らしていることを意味しています。

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