これは、どういうことなのでしょうか?

今回の工事に関連して、現場でタンチョウが営巣しているかについて、日本エコロジーに見解を示したのは、タンチョウ保護研究グループの百瀬理事長です。

・タンチョウ保護研究グループ 百瀬邦和理事長
「タンチョウの保護研究を20年以上やっているが、馬の放牧地で親子が子育てしているのは、過年度には何度も目撃している。当該地域が営巣地になっていた可能性はない。ただ周辺にはタンチョウはいるので、餌場として利用している可能性はあるとヒアリングの内容にサインした」


百瀬理事長は、日本エコロジーから聞いた現場の状況と、過去の調査結果をもとに、タンチョウは営巣していないと判断しました。

一方で、猛禽類医学研究所の齊藤代表は、現場での調査の必要性を主張します。

・猛禽類医学研究所 齊藤慶輔代表
「事前の現地調査をやっていないので、誰もどこに巣があったのかわからない」


・日本エコロジー 大井明雄営業部長
「我々としては、電力の強化と再エネ、二酸化炭素を減らすためのお手伝い。ビジネスもあるけど、社会的な責任も担っている」