赤ちゃんを持つ親が気になる、わが子の「頭の形」。
その悩みに応え、必要な治療につなげようと、札幌市の病院が動き出しました。
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ここは、札幌市手稲区にある「道立子ども総合医療・療育センター」。

2024年8月、少し珍しい名前の外来を新たに設けました。
その名も「赤ちゃんの頭のかたち外来」。

常に同じ方向を向いて眠るなど、「向き癖」でゆがんでしまった頭の形を治します。
北海道立子ども総合医療・療育センター 吉藤和久 医師
「(向き癖は)自然経過とケアをする事によってほとんど治るが、中には自然に治らないくらい変形してしまった方が少数だがいる」

赤ちゃんの頭のゆがみについて、保護者の相談に応じるほか、手術が必要な病気か診断したり、専用のヘルメットでゆがみを矯正したりします。