■引退試合では9得点の大活躍 引退後は…
そして、家族や仲間が見つめる中での引退試合。
在間さんは、フリースロー専門での出場です。
第1クォーター終了間際、在間さんの出番がやってきますが…あと一伸びが足りず得点に繋げることはできません。
そして7本目にして初ゴール!その後は次々とフリースローを沈め、この日9得点の大活躍を見せました。
レバンガ北海道 折茂武彦代表(54)
「正直生きているだけで素晴らしいことだと思うしそのうえでバスケやっていてとてつもなく強靭な方だと思う。北海道バスケットボール協会ができる前から競技をしていた方、北海道のバスケの歴史をすべて知っているのは在間先生だけ。北海道も日本にも与えた影響は大きいと思う。長くバスケ界隈を率いてくれたことに感謝」
バスケを愛して88年。
在間さんは、たくさんの歓声に包まれながら88年の競技生活に幕を下ろしました。

在間弘さん(100)
「私の引退の試合をこんな晴れ晴れしいコートでフリースローをやらせていただき感激でいっぱいです、最高!プレーはできなくてバスケの試合も観に行けないが、テレビでやるときは見るようにしているのでね。そういうことはこれからも続けていきたい」
(この先の楽しみは?)
「自分一人で家を出ることは家族が心配するので、『老いては子に従え』でうちでテレビを見る生活をしたいですね」