1月28日、網走市内の養鶏場で野犬が鶏を襲い、飼われていた328羽のうち、208羽が死にました。
さらに、養鶏場の経営者の男性が野犬を取り押さえる際、腕を噛まれてけがをしました。
野犬がつけていた首輪の番号などから、佐呂間町の牧場を逃げ出した犬とわかりました。
・元の飼い主の男性(76)
「まさか網走まで行っているとは想像もしていなかった。申し訳なかったと思っている。捕まえてくれて感謝している」
元の飼い主の男性は14日、野犬を引き取りました。
・元の飼い主の男性
「(犬は何匹?)今は1匹。被害の実態が分かればこちらでその分は払います」

男性は、養鶏場側に弁償したいと話しています。
今は屋内の囲いの中で、鎖に繋がれている「デカ」。

オホーツク総合振興局は、男性が継続して飼育をするのなら殺処分にはしない方針です。