気象庁は、17日午後4時35分に大雪に関する全般気象情報を発表し、19日にかけて北日本から西日本では、日本海側を中心に大雪に警戒するよう呼びかけています。
《画像:大雪と雨のシミュレーション(20日午後6時まで)》

■大雪に関する全般気象情報(気象庁17日午後4時35分発表)
日本付近は19日にかけて、強い冬型の気圧配置となるため、北日本から西日本では日本海側を中心に大雪となる所があるでしょう。大雪に注意・警戒してください。
その後も日本付近は冬型の気圧配置が数日続くため、大雪が続いて積雪がさらに増えるおそれがあります。

 

【気象概況】
日本付近は19日にかけて強い冬型の気圧配置となり、北日本の上空約5000メートルに氷点下39度以下の強い寒気が流れ込むでしょう。
その後も日本付近の上空には断続的に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置は数日続く見込みです。

【雪の予想】
北日本から西日本では、日本海側を中心に大雪となる所があるでしょう。
普段雪の少ない東日本の太平洋側でも内陸を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所がある見込みです。

17日午後6時から18日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
・東北地方…70センチ
・関東甲信地方…50センチ
・北陸地方…70センチ
・東海地方…50センチ
・近畿地方…40センチ

その後、18日午後6時から19日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
・東北地方…70センチ
・関東甲信地方…50センチ
・北陸地方…70センチ
・東海地方…50センチ
・近畿地方…50センチ

その後も北日本から西日本の日本海側を中心に大雪が続き、積雪がさらに増えるおそれがあります。

【防災事項】
 大雪による交通障害に注意・警戒し、着雪やなだれに注意してください。