◇《違法状態の中で、飲食や宿泊の営業許可は出してきた札幌市》
『ノースサファリサッポロ』は、施設を増やしながら20年にわたって営業を続け、その間に札幌市は、飲食や宿泊に関する営業許可を出していました。
はしもと行政書士事務所 橋本啓太 行政書士
「それぞれの法律で許可などを出すので、それぞれ許可で定められた基準や欠格条項に該当しない限り、行政側も許可を出さざるを得ない」
「縦割り行政で許可を出しているので、他部署間の連携はもうほとんどないという形になるので、今回のような事例が発生したんではないかなと…」
そして、新たな問題も浮上しています。
去年11月に『アザラシと泊まれるコテージ』がSNSで話題になると“動物虐待ではないか…?”などの苦情が、札幌市に500件ほど寄せられて、保健所が立ち入り調査しました。